最近急に注目を浴び始めた『リストランテ・パラディーゾ』がなかなか面白かったということで、同作者オノ・ナツメさんのデビュー作(であろう)『LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~』も読んでみることにしたわけです。
う゛ぅ~ん。なんて言うか、ピンとこない漫画だなァ~って思ったのが本音。なんだろう、・・・やっぱり、「イタリア」という自分には(今のところは)大よそ関わりのない国での物語であって、イマイチ感情移入できなかったのが大半を占める原因だと思う。
とは言ったものの、オノ・ナツメさんの漫画はほとんどヨーロッパが舞台になっているし、『LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~』は「まったりと流れる時間や、何気ない優しさや可笑しさ」を楽しむ作品であって(絵柄も内容に合わせて少し崩したタッチになっています。)、ピンとくるとかこないとか、感情移入とか、そういったことはそれほど重要な要素ではないと思いますし、ましてやオノ・ナツメさんの作風を批判するわけではありません。むしろ、すごく期待する部分もあります。
ただ、やはりまったく文化の違う国での出来事に対してこれといって興味が湧かない。というのが個人的な意見です(こればっかりは好みなのかもしれませんが)。
もし、いつかオノ・ナツメさんが日本の(現代の)生活がテーマになっている漫画を書く日が来るのなら、その時は非常に楽しみにして待ちたいと思います。
『リストランテ・パラディーゾ』はストーリーがしっかりしていて、とても面白いです。こっちはオススメ!
『LA QUINTA CAMERA ~5番目の部屋~』
満足度:
★★(
★)☆☆ 2.5/5
『リストランテ・パラディーゾ』
満足度:
★★★(
★)☆☆ 3.5/5
今回のK-1MAXはイマイチだったなぁ。
サワー、カラコダ、ブアカーオはやっぱり強かったし、
ボビーの弟は案の定微妙。(良くも悪くもなかった)
K-1のカテゴリに入れるほどでもないので雑記で。
満足度:
★★★★★★(
★)☆☆☆ 6.5/10
笑えて、泣けて、緊張して・・・、後には深い感動が残る。
うん、エンターテインメントとしては(それだけを言えば)かなり良い作品でした。
しかし、そういう感情を素直に受け止められない事実もある。
なんと言っても、如何せんリアリティに欠ける。
「リアリティに欠ける」と言っても設定にケチつけるつもりはない。
例えば、(以下ネタばれ注意)
「メジャーリーガーの幽霊が出る」というところは、「そういう設定だから」ということで納得できる。、
しかし、問題は主人公の妻の言動。畑をぶっ壊して、さらに全貯金をつぎ込んで野球場を作ると言い出した夫に対して、なんの反対もなく了承してしまう。そして、後に「やっぱり、畑に戻そう」と言い出す。これは非常にリアリティに欠ける。
とまぁ、各所でリアリティを無視しているところが、個人的には受け入れられなかった。
展開も荒いように感じたし。
ヒューマンドラマってのはリアリティあっての感動だと思うし、
そういう意味ではあまり評価できなかったかな・・・。
さて、今回はTUTAYA(と友達)でいっぱい借りてきました。
まだ宿題とかもあるのに・・・。(今日も出かけるし)
なんだか自分から破滅の方向へ向かってるようで、ちょっぴり不安な今日この頃です。
【TUTAYA】
・『パッチギ!』
・『サマータイムマシン・ブルース』
・『ほしのこえ』
この3つは借りるの二回目。ショーシャンクも借りたかったけど、借りられてた・・・。
・『THE有頂天ホテル』
・『東京ゾンビ』
新作。むろんまだ見てないです。
・『黒猫・白猫』
・『リリィ・シュシュのすべて』
・『桜庭和志スペシャル』
こっちもまだ見てないです。
【友人】
・『
天使なんかじゃない完全版 1~4巻 / 矢沢あい』
最初は藤原基央(BUMPのヴォーカル)が4巻の後書きをしてるということで読み始めたんだけど・・・。
むぅ、名作。面白すぎ。マミリン可愛すぎ。3回読み返した。
・『
ご近所物語完全版 1巻 / 矢沢あい』
まだ読んでません。
・『
パラダイスキッス』 1巻 / 矢沢あい』
まだ~。
ご無沙汰してます。
お盆は田舎に帰ってたんで更新ができませんでした。
とまァ、・・・大阪に行っていたわけですよ。
それで「くずはモール」という大きなショッピングセンターに行ってきたんですね。(地元では有名なショッピングスポットなんだとか。)
そしたら、なんとなんと「
ヴィレッジヴァンガード」があるではありませんか!
「ヴィレッジヴァンガード」通称「ヴィレヴァン(勝手にそう呼んでいるだけです)」。僕の大好きなお店です。ドつぼです。
僕の住んでいるトコの近くにもあるんですけど、大阪のは結構デカイ!1,5倍くらいありそう!
「やった~、嬉しいなぁ~♪」と思って3回ほど足を運んだんですが、使ったお金が3万円・・・。
ついついお金を使ってしまう。イカンな。でも悔い無し!
ということで、ヴィレヴァンで本や漫画も買ったので紹介します。
【本】
『
強く生きる言葉 / 岡本太郎』
こっちだけ読んだけど、すごい!
岡本さんの言葉にはいつも魅了される。
しばらくは愛読書として、カバンに入れて持ち歩く生活が続きそう。
『
壁を破る言葉 / 岡本太郎』
『
プチ哲学 / 佐藤雅彦』
NHKの『ピタゴラスイッチ』を手がけた人。
一つ一つの哲学に(作者が書いたであろう)カワイイ絵が付いていて、
非常に楽しく読めました。
でも、結構かる~いです。哲学を学びたい人向けって訳ではないかな。
あくまで入門編って感じ。ま、タイトルに「プチ」って付いてるしね。
『
3週間続ければ一生が変わる / 著:ロビン・シャーマ 訳:北沢和彦』
名前はダサいけど、内容はわりと良さそう。(まだ数ページしか読んでないけど)
この手の本で外国人が書いたのは読んだことなかったので。
日本人とどういうふうに違うのかってのも知りたい。(人によっても違うだろうが)
ちなみに、ロビン・シャーマさんって有名な人らしい。
【
マンガ】
『
僕の小規模な失敗 / 福満しげゆき』
これは面白かった!『失踪日記』といい、自伝みたいなのが好きなのかな。
今度『まんが道』でも買ってみるか。
『
カワイコちゃんを2度見る / 福満しげゆき』
『
風と谷のナウシカ 1~7巻(最終巻まで) / 宮崎駿』
ヴィレヴァン(くずはモール店)の店長曰く、「映画のナウシカは2巻までの内容を凝縮したものだから、ナウシカの続きが読めます!僕が店長の間は何が何でも売りつづけます」なんだとか。
まだ読んでない。
『
虹ヶ原 ホログラム / 浅野いにお』
『
説得ゲーム / 戸田誠二』
戸田誠二さんの漫画はすごく好きなんだけど、今回はイマイチだったかなぁ。
『
青い車 / よしもとよしとも』
有名な作品なんだけど、なんか自分にはグッと来るものがなかったですね。
『
リストランテ・パラディーゾ / オノ・ナツメ』
『
AKIRA 4巻 / 大友克洋』
『
20世紀少年 21巻 / 浦沢直樹』
『
鉄腕アトム 13巻 / 手塚治虫』
一巻まるごと「地上最大のロボット」。浦沢直樹の『PLUTO』の原作です。
『
彼岸島 1巻 / 松本光司』
『
団地ともお 2巻 / 小田扉』