満足度:
★★★★★☆☆☆☆☆ 5/10
非常に評価が難しい映画。 面白かったか?と聞かれたら、とんでもない面白くありませんでしたよ。と答えるしかないのだが・・・。それでも、・・・この映画は何か惹きつける力がある。
【主人公のシュワルツは人形使い。このご時世に人形使いが売れるワケもなく、別の仕事を探すことになる。
その仕事場で、偶然にも奇妙な扉の向こうにあるトンネルを見つける。そのトンネルはマルコヴィッチの頭の中に通じるものだった。】
とにかくシュール。そして好き嫌いのハッキリ分かれるギャグ・展開。決して万人受けする映画ではない。むしろ、とことん賛否両論が飛び交う映画なわけだ。
この映画、コメディと見るか、サイコホラーと見るか、何のメッセージもないおバカ映画と見るか、人間のエゴを描いた深い作品と見るか・・・。観る人によって色々な見方が出来ると思う。どの見方が良いなんてことはない。人それぞれの見方で、楽しめた人は存分に楽しんで、考えさせられた人はそれなりにブルーになって、バカバカしいと思った人はとことん罵ればいいと思う。こんなにも意見が分かれる映画は滅多にない。個人的に面白くないと思ったが、一度見てみるのも一興。
※性的表現が濃い為、家族で御覧になる場合はご注意を。