秋山成勲○-×ケスタティス・スミルノヴァス(1R KO)
すごい。すごい筋肉。今まで見た日本人総合格闘家の中で一番良いカラダしてるんじゃないかな(個人的には美濃輪よりも)。この前の試合ももこんなカラダだっけな?と記憶をたどってみると・・・、そういえば秋山って柔道着着てたんだった。今回は脱いでるけど、打撃で決着をつけたかったのか。
柔道着脱いだのがそういうのを示唆してるかどうかは判らないが、結果は見事なスタンディング決着。スミルノヴァスはやっぱりグラウンドの選手だったか。スタンドでの攻防がアラい。これだと欧州12大会制覇と言われても説得力に欠けるというか、なんと言うか。
無論、グランドに以降しても秋山優勢は変わりなかっただろうが。
大山峻護×-○メルヴィン・マヌーフ(1R KO)
予想通りすぎる・・・。大山は私的に好きな選手なんだけど・・・、まぁこうなるわさ。それにしても、マヌーフは強い。PRIDEの選手とやってほしいな。HERO’Sにはまだはっきりと判るモノサシがないからなあ。ましてや、打撃でマヌーフとやり合える選手なんて・・・。ダン・ヘンダーソンとやらせてみたいな~。
宇野薫○-×アイヴァン・メンジバー(判定)
今大会で初めて気付いたのが、宇野って目ぇ良いのなってコト。15分間集中切らさず相手のパンチを見切れているのは、スゴイことだね。見直したぞ!宇野の試合は今まであまり真剣に見ることがなかったんだよね。あまり好きになれなくて。
でも、宇野の技術が非常に高いのは重々承知なわけです。そんな彼からバックマウントを取られているのに一本を防いだメンジバーもなかなかの逸材。打撃も良いし、なによりバランスが良い。でも、(技術的に)ずば抜けた部分がないだよね。勝ち残った4強のなかでは一番弱いかな~、なんて思います。
J.Z.カルバン○-×ハニ・ヤヒーラ(1R ギロチンチョーク)
なんだコイツ。怖い。結局ヤヒーラがどこまでの実力者か判らなかったよ。
アントニオ・シウバ○-×カイシノフ・ゲオルギー(1R KO)
シウバはなんつうか俊敏性がすごい。うまくカウンターであわせてくる。コイツもかなり強いんだが、やっぱりモノサシがないのが残念だ。
ドン・フライ○-×キム・ミンス(2R KO)
ミンスはいい加減ローに慣れないと。そいでせっかくグラウンドに持ち込んだのに決めきれないんじゃ柔道家の意味ないじゃないか。ドン・フライには勝ってほしかったなあ。こんなんじゃ今後第一線で活躍するのは難しいよ。
ドン・フライはさすがに年齢のこともあるからね。1R後半からバテバテ。でも、最後は経験の差か、右フックがきれーに決まる。審判も反応早かったなあ。
所英男○-×金子賢(1R 腕十字)
師匠の前田は顔面ボコボコにしたれ!みたいなこと言ってたけど、弟子の所はどうやら最初から一本しか狙ってなかったようだったね。
金子は前田さんの言う通り、アマチュアから上がってくるのなら問題ないのだが・・・。
宇野薫×-○J.Z.カルバン(判定)
ヒザもあるし、パワーがすごいからテイクダウンしにくいのは分るけど、やっぱり宇野にはグラウンドで勝負してほしかった。グラウンドで上になったら相手の体力も奪えるし。パンチで崩してからのテイクダウンを狙っていたのだろうけど、全部後手後手に回ってしまった感じ。
メンジバー戦でも思ったことだけど、やっぱり宇野の良い所は集中力を切らさずに安定してディフェンスできる点だな。すごいディフェンスだった。
秋山成勲○-×メルヴィン・マヌーフ(1R 腕十字)
すごい、秋山!すごい。正直言ってマヌーフに勝てるなんて思ってもみなかった。絶対スタンドで秒殺だと思ってたのに。
やっぱり寝技で狙いに行く時は柔道着着るんだなあ。
打撃にも上手く対応できてた。ディフェンスと言えるほどのものではなかったけど、うまく決定打をもらわないようにして・・・・、ってなんかこの試合語りたくない!とにかく感動した。