さ~、やってまいりました。格闘技ウィーク第一弾ですね。14日にはオランダGPもあるし、5月は格闘技が目白押しだな。
ルスラン・カラエフ○-×ステファン・レコ(判定)
新旧イケメン対決。
地上波では最初の試合となったわけですが、実際はどうなんだろうか。
よく出来すぎですね。最初から良い試合すぎですw 引き込まれちゃいました。
やはりキャリアからレコ有利と踏んでいたんですが、カラエフのパンチの回転力は凄かったねえ。速射砲のあだ名はだてじゃないですな。威力もなかなかのものだし。ただ、得意の後ろ回し蹴りは不発だったなぁ、と。もうちょっと出すタイミングを考えた方が良かったかな。
それと、カラエフはローが苦手みたいでしたね。ローの処理もしっかり練習しないと、これから上に上がっていくのは難しいかも。カラエフにはもっともっと強くなって欲しいですね。まだ20過ぎだし。応援してます。
レコは全盛期の輝きは薄くなってしまったけど、ピーターを倒した右ストレートは健在でした。
チェ・ホンマン○-×ザ・プレデター(判定)
プレデターの開始直後のダウンで「なんだ期待はずれだな。」と思ったのだが、大晦日に続いてがまたも大健闘。ダウンは奪えなかったがホンマンを追い込む場面もあったし、最後まで根性見せてた。まさに大和魂だった。
ホンマンはまともなジャブを打てるようになってきてたし、パンチのタイミングも良くなってきたが、スタミナ不足は相変わらずで、2Rあたりでもうスタミナが切れてきた。CMや芸能界の仕事をもっと減らすべきだ。
ゲーリー・グッドリッジ○-×謙吾(1R KO)
結果は予想通り。やはり、経験が浅いからガードが上手くないのか・・・?
でも、謙吾は割といいパンチを打っていたし、体格も悪くないので、練習のしようによっては伸びるかもしれない。もしかしたらだが。
藤本祐介×-○カーター・ウィリアムス(判定)
残念ながら、地上波じゃ映らない・・・。残念。。これが一番見たかったのに・・・。
藤本のダウンシーンを見たかぎりでは、カーターの体格が去年とは(イメージとは)全然違うものになっていた。あれ?別人?すっげービルドアップした??って感じでした。
ハリッド・ディ・ファウスト○-×ショーン・オヘア(1R KO)
ハリッドが強かったのか、オヘアが弱すぎたのか・・・?まぁ、ゲーリーに勝ったことを考えると、ハリッドが強かったんだろうと思っておこう。
ハリッドはアッパーもコンパクトに打ててたのを見ると、なかなかウマイ選手だなぁ、と。
スコット・ライティ○-×デューウィー・クーパー(判定)
地上波のバカー!って感じです。終了。
ゲーリー・グッドリッジ○-×スコット・ライティ(1R KO)
決め手のダウンはパンチを当てた上でのなんだけど、なんか勢いだけで押し倒して試合を決めちゃった感じで、場内ブーイングの嵐。ルールの穴というか・・・。不完全燃焼って所でしょう。
カーター・ウィリアムス○-×ハリッド・ディ・ファウスト(判定)
ハリッドは、パンチは一流だがキックの対応がイマイチだったたかな。
カーターは、ビルドアップしたのにスピードはあまり落ちてなくて、過去で一番の調子の良さをみせてくれた。
これで、ゲーリーとカーターの試合が見れる♪と思ったのもつかの間。カーターの足が骨折の疑い。決勝にはハリッドが進むことに。
ゲーリー・グッドリッジ×-○ハリッド・ディ・ファウスト(3R KO)
技術ではハリッド、パワーではゲーリー。1,2Rではゲーリーが圧倒し、ダウンも2回奪う。このままグッドリッジ逃げ切るなあ・・・と思っていたら、カウンターの右フックが見事に顎に捕らえてゲーリー失神。ゲーリーは勝つときも負けるときも豪快ですね。優勢にもかかわらず、攻めの姿勢を変えない戦法は人を引き付けます。みせてくれる人ですね。
オセアニアGPのスワロンスキーもそうだが、今年は地味に強い選手がちょこちょこ出てきますね。
セーム・シュルト○-×武蔵(判定)
今年の「首相撲からの膝蹴りなし」とういうルール改正は間違いなくシュルト対策(長身の選手が活躍しすぎないようにするため)なわけですが、なんか以前よりクリンチが多くなって試合のスピード感が落ちたような気がします。
前半は武蔵の上手さが光った。パンチもヒザもほとんどもらわず、手数もたくさん出てたと思います。ただ、武蔵も決定打を奪えず、そのままずるずると3Rへ。
3Rは武蔵も疲れてきたのか、手数が少なくなりクリンチの嵐。KOできないで、判定に持ち込む気ならイエローもらうまでクリンチしてたらあきませんね。
結局シュルトの判定勝。武蔵はもっとミドルを出してたらポイント稼げてたんじゃないのかなぁ、と思います。シュルトも、決定打を奪えないところを見ると例のルール改正が結構効いてるんじゃないかな。